2010年5月13日木曜日

第22回展示 春木聡展







次回の展示のお知らせです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


第22回展示 春木聡展
「瞬間の足音」
2010.5.18(火)-24(月)












彼はいわゆる写実の絵を描く。画面の上では、筆を進める毎に
彼にとっての写実が浮かび上がってくる様子が見てとれる。
物を描くとき、作家がモチーフから抽出する物やその抽出の方法は様々だが、
彼の方法は、実際多くの人が日々目にしている視覚イメージに近いであろうし、
「写実的だ」と言い放ってしまうより、実際に多くの人が共感を生むだろう。


作品は恐ろしいほど嘘をつけないもので、作り手の感覚、快感も迷いも隠せない事だ。
そして彼は更に、正直な人だ。
“ 物を描く "ということを、彼なりのニュートラルさで続けている。

今回は油彩画とドローイングを数点ずつ展示している。
画肌上に奥行のある空間がたち現れていく様子に、
特にドローイングでは、形や空間、画面を探っていく線に、
私達もできるだけ正直に向きあって見た時、
作家本人が画面上で感じた感覚の動きを、私達も自然となぞって共感してしまうのではないだろうか。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・







春木聡展「瞬間の足音」
2010.5.18 (火)-24(月)
13:00-19:00

*最終日は18:00まで





きゃべつ畑一時休止前、最後の展示です!
ドローイングもとても心地よいです。

作家の春木君は期間中ほぼ毎日在廊する予定です。
スタッフも毎日かわるがわる在廊しております。

どうぞ皆様おこしください。


松本