2010年7月17日土曜日

お知らせ





こんにちは、Galleryきゃべつ畑代表の加藤です!
お知らせがだいぶ遅れましたが、

Galleryきゃべつ畑の運営方法が変わる為、今年の6月から
Galleryきゃべつ畑の運営を再オープンまで一時休止します。


それに伴って、スタッフも変わり
現在、リニューアルの為に色々と動いている形です。

尚、今年の展示は4月の第3火曜〜月曜、
5月の第3火曜〜月曜のみとなります。

ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願い致します。



Gallery きゃべつ畑 加藤 真依子


2010年5月24日月曜日


展示風景です。





お花とマリモ、お客様から頂きました!












多摩美のお友達も沢山きてくださいました。


毎日沢山のお客様にお越しいただき、作家もスタッフも嬉しい限りです。ありがとうございます。



2010年5月13日木曜日

第22回展示 春木聡展







次回の展示のお知らせです。

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第22回展示 春木聡展
「瞬間の足音」
2010.5.18(火)-24(月)












彼はいわゆる写実の絵を描く。画面の上では、筆を進める毎に
彼にとっての写実が浮かび上がってくる様子が見てとれる。
物を描くとき、作家がモチーフから抽出する物やその抽出の方法は様々だが、
彼の方法は、実際多くの人が日々目にしている視覚イメージに近いであろうし、
「写実的だ」と言い放ってしまうより、実際に多くの人が共感を生むだろう。


作品は恐ろしいほど嘘をつけないもので、作り手の感覚、快感も迷いも隠せない事だ。
そして彼は更に、正直な人だ。
“ 物を描く "ということを、彼なりのニュートラルさで続けている。

今回は油彩画とドローイングを数点ずつ展示している。
画肌上に奥行のある空間がたち現れていく様子に、
特にドローイングでは、形や空間、画面を探っていく線に、
私達もできるだけ正直に向きあって見た時、
作家本人が画面上で感じた感覚の動きを、私達も自然となぞって共感してしまうのではないだろうか。




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春木聡展「瞬間の足音」
2010.5.18 (火)-24(月)
13:00-19:00

*最終日は18:00まで





きゃべつ畑一時休止前、最後の展示です!
ドローイングもとても心地よいです。

作家の春木君は期間中ほぼ毎日在廊する予定です。
スタッフも毎日かわるがわる在廊しております。

どうぞ皆様おこしください。


松本


2010年4月15日木曜日

        次回展示のお知らせ 「帰れない場所」展  







皆さんは、どんな世界を心地よいと感じますか?

居心地がいい場所は人それぞれです。そして、作品を制作する理由も人それぞれです。
高橋が描く理由はその居心地の良い場所を作り出すためだと言います。

そして彼女の描く世界は何処かにありそうでありながら、現実には存在しません。

「朝焼けや、夕焼けは 何処か違う世界と繋がってそうで好き。」と高橋は言います。
現実の中に溶け込んだ、居心地の良い世界を是非味わいに来て下さい。 


   
                           高橋 香織 「帰れない場所」展 
                           2010.04.20(tue)-4/26(mon)

                          13:00-19:00 (最終日は18:00まで)

                      URL http://kaoritya.cocolog-nifty.com/blog/

                                                            片山 有美子

2010年2月24日水曜日

展示風景です。











今回の展示では、窓からは中の展示風景が見えないようになっていました。
ギャラリーの前を通るだけで聞こえてくるモーター音に気づいて、ふと扉の隙間から障子にうつる影が覗きます。
!?
その後、扉を開けて入って中を確かめるか否か、、




最終日は大盛況でした!!

















第14回展示の作家さん、西野宮さんもご来場くださいました!






今回の展示は、当ギャラリーの第一回展示と同じく吉田君の展示です。
一年前と同じく、動く影絵ですが、パワーアップしていました。


一年前、会場内に響き渡るモーター音と短調に動き続ける影絵が生む不穏な雰囲気に、
ひとりで在廊していると気がめげてしまうと、スタッフ同士で話して笑っていましたが、
今回の展示では気がめげる前にお客様が入ってきてくださるので、そうもいきませんでした。


今回も沢山のご来場、ありがとうございました。

松本

2010年2月11日木曜日

吉田 諒 展「水素結合/hydrogen bond」

次回展示のお知らせです。


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吉田 諒展「水素結合/hydrogen bond」













まわる
まわる
ぐるぐるまわる
吐くまで踊る。
悪魔と踊る。
彼の作品は、彼の見た繰り返される世界の虚しさを描いているのかもしれない。
そういうものを繋ぎ合わせて、彼はみんなに何に注意を促そうとしているのか。
じっくり、じっくり感じてほしい。





第20回展示
吉田 諒 展「水素結合/hydrogen bond」
2010.02.16(tue)-22(mon)
13:00-19:00
(最終日は18:00まで)

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吉田 諒(よしだりょう)
【略歴】1987年4月 東京都町田市生まれ2006年3月 東京都立小川高等学校卒業2007年4月 武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻入学
【グループ展】2007年11月 「タンタン」 '07武蔵野美術大学芸術祭2008年5月  「MODANANKOUNKOモダンアンコウンコ」 新宿眼科画廊2008年11月 「くすこ」 '08武蔵野美術大学芸術祭2009年5月  「水島理江+吉田諒展」 表参道画廊ミュゼF
【個展】2009年3月  「吉田諒展」 ギャラリー銀座フォレスト•ミニ2009年3月  「吉田諒展」 ギャラリーきゃべつ畑





 彼の作品を初めて見た時、とても戸惑った事を良く覚えている。作品で何を伝えようとしているのか?どんな事を感じとらせようとしているのか?そもそも何がしたいのか?とても考えさせられた。
 吉田と話せば話すほど、それはぼやけて分からなくなってくる。ただ悪ふざけで作っているわけではない。そんなはずはない!!吉田と作品が融離してくる。しかし、吉田の作品をいろいろと見ていると、共通した何かがみえてきた。彼が何かをつなぎとめようとしていることを、それは、とても感覚的なものであることを。さらに、それは目を細めないと見えないほどね弱々しい繋がりを一生懸命つなぎ合わせようとしていることを。
 それを、最近になって具体的に見えるようになった気がする。吉田の作る作品たちは、社会の中で、我々の目には入ってこないが、確実に起こっている、良しからぬ出来事をみてしまった、知ってしまった時の衝撃を作り出す装置なのではないのかと。
 吉田は不可解な人間である。とてつもない秀才でありながら、悪意を持っている人物にも感じられるし、良き感性というか、敏感な感覚を持っている人物にもみえてくる。
 もしかしたら、そんな不確定な感覚こそ、彼が創りだそうとしているのかもしれない。




  佐藤

2010年2月7日日曜日

「PLAY!」展示風景




石山星亜良と本山万鈴の二人展「PLAY!」、開催中です。













二人がものづくりを通して会話をしています。
展示者の一人の本山さんはうちのスタッフです。
普段からとても不思議な発想をする子だと思ってみていましたが、
この展示でも、ユニークな発想と言葉遊びが炸裂していました。











 ▲太宰治の小説の一文から。


二人の関係が、投げかけとそれに対するフォローの掛け合いが、
言葉や形、線から見えてきました。
作家が在廊していたら、是非お声をおかけください。
共同作業にまつわるエピソードもたくさんあります。

作家もお待ちしております!




 松本